PART1 4大明王の守護の柱を行う必要性について
私たちは、3次元意識から5次元意識に移り変わるとき、4次元世界の意識に変わります。
4次元世界の意識とは、今までの私たちと精神状態はさほど異なるわけでありませんが、肉体を持たない存在や目に見えない存在のことを認知できるような意識状態になります。
私たちが愛の意識となって物事を5次元意識で見るようになるとなんの問題も起こらなくなるのですが、私たちが4次元意識にある間は、今と同じように怒りや憎しみ、不安、妬みなどの感情を持っています。
4次元意識でも上の方に進んでいきますと、今よりも感情が穏やかになり、怒りや憎しみの感情が愛の感情に変わっていきますが、4次元意識に目覚めることで、今まで知らなくてもよかったことや見なくてもよかった者たちを認知することで、今までとは異なる怒りや不安、恐怖なども起きてくることがあります。
また、私たちが4次元意識にある間は、4次元世界に存在している者たちのことを私達が認知できるようになると同時に、相手からも私たちを認知しやすい状態になりますので、今まで以上に様々な関わりが生まれてきます。
例えばパワースポットや神社などに行くことで、その場所に存在している霊的存在達とつながりができたり、地上の世界に未練を持っている者、自分のエゴを満たしたいと考えている者たちが、自分の意識のなかに入り込んだりしてくるのです。
たとえ自分自身が5次元意識になっていなくても、健康を保ち常にポジティブな考えを持っていれば、このような存在達とも関わることがないのですが、自分の中に荒んだ感情や過度な欲望を持っていると関わりができてしまいます。
ただ自分自身がそのような存在と関わりを持つことを認めている場合はそれでよいのですが、自分自身はそのような存在と関わりたくないと考えているならばできうる限りの防除を行う必要があります。
「お酒とお塩のワーク」もその一つですが、憑依霊や未浄化霊が自分に関わる前に防御するためには「4大明王による光の柱」を用いることも効果があります。
特に病院やお葬式、たくさん人が集まる場所に行った後に気分が悪くなったり体調の変化を感じられる人や急に怒りや悲しみが出てきたりして感情が不安定な人、精神的なトラブルや疾患、慢性的な体の不調や疲労感などをお持ちの方は「お酒とお塩のワーク」と併用して「4大明王による光の柱」を行われるとよいと思います。
「4大明王による光の柱」は自分自身や家族、家や部屋に対して明王の光の柱を立てることにより、その場所に未浄化霊やネガティブなエネルギーが入ってくることを妨げます。
また、明王の炎の力により、自分や家族、家の中に残っている不要なエネルギーを燃やしつくすことを行います。
この「4大明王による光の柱」を使用する理由についてもお話ししましょう。
実は、私たちが住む3次元世界には特別なエネルギーのルールがあります。
その一つは、高次元のエネルギーは自由に物理世界に関わることができないというルールです。
大天使やスター・ピープルをはじめ高次元存在達のエネルギーは、私たちにエネルギーと波長が合うことで、皆さんの心やスピリチュアルレベルの肉体や生活環境に影響を及ぼすことができます。
基本的には、私たちがそのようなエネルギーと関りたい、そのようなエネルギーを自分たちの助けにしたいのでサポートをしてほしいと願うことで、高次元の存在は私たちに関わることができるのですが、私たちに依存心が強くあったり、高次元存在達と波長が著しく異なる場合には、高次元存在の存在は私達との間に接点を持つことができず、彼らのエネルギーは私たちに及ばないことになります。
また、自分たちの中に怒りや苦しみ、依存心があると、4次元世界の存在達とさらに同調してしまいますので、なおさら自分自身が苦しい状況から抜け出せなくなってしまいます。
そのために、私たちが現実世界で困っていること、助けてもらいたいことがあったとしても彼らは私たちを助けることができないのです。
また地球におけるもう一つのルールは、物理世界に近い存在程、自分たちに影響を強く与えることができるという法則です。
同じ物理世界に存在している地球人同士では、肉体に触れることや会話をすることができますので、物理世界における影響力は最も大きいと思います。
人から、叩かれたり蹴られたりすると怪我をしますし、人から悪口を言われると直接落ち込んだり怒りを持ったりします。
また、直接的な関与だけでなく、ある人があなたに対して憎しみや怒りの感情を持つと、あなたのスピリット体に大きな攻撃が加えられることになります。
高次元の存在達は、このような物理的な世界での関与に関してはあまり力を発揮することができません。
これは物理世界をともに生きる者たちにとって、さまざまな体験のために必要なことだからです。
4次元存在というのは、5次元以上の高次元存在達と比べて、はるかに物理次元に近い場所にいますし、その多くがかつて地球に暮らしたことがある者たちですので、3次元の物理世界に近いエネルギーを持っているのです。
そのために、私たちの意識や肉体に関わるときも私たちに許可なく関わることができますし、高次元の存在達よりも優先して私たちに強い影響を与えることができます。
また、私たちの意識と同調して存在している4次元存在であれば、どれほどの高次元のエネルギーであったとしても強制的に取り除くことはできません。
高次元の光で、皆さんに憑依している存在達が愛の意識に変わることができたなら、その存在は4次元存在から5次元存在に変わっていきますので、皆さんの意識体や肉体から離れることが出ますが、皆さん自身が3次元世界にフォカスしている間は、それも難しいかもしれません。
ではそのような状況を改善することために必要なことが、4次元世界にありながらも私たちを守護してくれる存在達の力を借りることです。
明王たちは、かつては3次元世界に生きた存在であるといわれています。
それは人間としてでなくても、3次元世界に生き、人間を指導する役目を果たしてきた存在です。
基本的には、仏教の中の存在とされており、そのような名前をもっていますが、彼らは長い間地球に関わっており、仏教だけに限らず、さまざまな立場で物理世界に生きる人間たちを守護してきたようです。
彼らは地球人を物理世界で守護するために、強い愛の意識を持ちながらも5次元世界に行かず4次元世界にとどまり続けてきた存在であるようです。
私たちも過去に何度も明王たちに助けてもらったことがあります。
それも物理世界で起こった非常に困難な問題を解決してくれたり、地球外種族や4次元世界の存在達から私たちを守る働きをしてくれたのです。
彼らが存在する場所は、地球の物理世界から遠く離れた高次元世界ではありませんので、私たちが苦しいときや精神的、感情的に良い状態でないときも、私たちの心の声は彼らに届くようです。
そして、彼らからも私たちの3次元や4次元世界は良く見えているようですので、彼ら自身の判断でその存在が私たちにとって安全であるか、そうでないかという見極めを行うことができます。
そして、常に地球人の心と肉体を脅かす存在に対して防御を行うことができるようです。
しかも、明王たちの光の柱を自分や家族、家などに建てることにより、その力は広がりを持ち継続しますので、私たちを守護してもらうにはとても役に立つ存在です。
まるで自分たちのボディガードの役目を担ってくれることになります。
「明王たちの光の炎」というものは、自分たちの中に残る不要なエネルギーを炎の力で燃やすためのものです。
「お酒とお塩のワーク」と同じように、自分の中に残る不要なエネルギーの浄化に役に立ちます。
未浄化霊などの不要な存在などが皆さんと関わっている場合には、明王たちの助けを借りることも必要かと思われます。
皆さんと明王たちとの深い関係を気づくことで、皆さん自身が自由に「4大明王による光の柱」や「明王たちの光の炎」を使用することができるようになります。
PART2 4大明王について
通常明王は5大明王であらわされることが多いのですが、私達のに関わる明王は下記の4大明王とされています。
この明王という意味は、「仏の知恵(真言)を身につけた偉大な人」という事ですが、通常は大日如来の命を
受け、仏教に未だ帰依しない民衆を帰依させようとする役割を担った仏尊を指すようです
また明王は、密教において3つの姿(三輪身)を持つとされています。
〇「自性輪身」(じしょうりんじん・如来)は、宇宙の真理、悟りの境地そのものを体現した姿を指していま
す。
〇「正法輪身」(しょうぼうりんじん・菩薩)は、宇宙の真理、悟りの境地をそのまま平易に説く姿を指して
います。
〇「教令輪身」(きょうりょうりんじん・明王)は、仏法に従わない者を恐ろしげな姿で脅し教え諭し、仏法
に敵対する事を力ずくで止めさせる、外道に進もうとする者はしょっ引いて内道に戻すなど、極めて積極的な
介入を行う姿で現されています。
明王たちは、この「教令輪身」(きょうりょうりんじん)の姿を持つために、私達の物理世界にも介入して、
私達を守護してくれることができるのだと思われています。
各明王の働きについてご説明します。
〇不動明王(ふどうみょうおう)
不動明王は、大日如来の使者とも言われています。
この地球に生きる人々が正しい考えと行いを持って光の世界へと入る事を守護してくださる明王です。
特に不動明王は、光の世界に進もうとする人達を欺き誤った道へ誘い込もうとする存在から、私達を守護し導
きます。
そして、宇宙の真理を教え、私達がエゴや欲望に囚われないように守ります。
〇愛染明王(あいぜんみょうおう)
愛染明王は、頭に獅子の形をした冠をかぶり、髪を逆立て、三つの目を持ち6本の腕を持った恐ろしい姿で
現れてきますが、本来は、愛染という名前のとおり、愛情・情欲をつかさどり、愛のエネルギーをそのまま悟
りの心にかえる力をもつ仏様です。
愛染明王は、私達に愛の本質を伝えます。
私達が愛という言葉のもとに、相手を独占し支配することの愚かさを教え、愛をめぐるさまざまな苦しみや悲
しみの感情を癒します。
そして、慈愛をもってこの世界に生きる事の大切さを教え、愛を持って光の世界へと移り変わっていくことを
サポートします。
〇軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
グンダリという言葉は、ヨガなどで使われるクンダリーニに由来し、体内のチャクラを流れるエネルギー(体
内で覚醒したプラーナ)の事です。
軍荼利明王の働きは、クンダリーニに関係する働きで、特に皆さんの第1チャクラ、第2チャクラに関係する
エネルギーを浄化したり、そこにある封印やコードを解除します。
第1チャクラに存在するコードは、皆さんが生きていくために必要と思わせるようにうまくカモフラージュさ
れています。
それは、生きていくためには他者を踏みつけても仕方がない、他者から奪ったり、他者を傷つけたとしても自
分が生きていくことの方が大切だ、などの「弱肉強食」を正当化するためのコードで、皆さんが他人と共存す
ることを妨げるコードです。
そして第2チャクラに関するコードは、性や愛に関するカモフラージュを行います。
つまり愛する人に対する執着、子供を思い通り にしようとする親の欲望、性的な執着などを、このコードは作
り上げていきますが、多くの人々が、これらの執着や欲望を当然の事として正当化していますので、このコー
ドをはずすことは、なかなか困難です。
〇降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
彼は、「三千世界の支配者シヴァを倒した勝利者」というサンスクリット語の名前を持つ明王です。
降三世明王の力は、時間を超えて働くことができることです。
彼は、過去も現代も未来も超えていきますので、不要なコードや封印を過去に戻って解消することもできます
し、そのコードの影響が未来に及ばされることを防ぐこともできます。
また、私達が過去に作った苦しみや悲しみを解き放ち、過去生を癒したり、その過去生からさまざまな影響を
受けることを解消してくれます。
PART3 4大明王による守護の柱
4大明王の柱を、相手の体の四方に立てることで、4大明王の力を、現実世界に呼び出します。
そして4本の柱が一つになって、相手を包み込むことにより4大明王の力を統合し、さらに強力な守護の
力を作り上げます。
また、同時に4大明王の焔の力により、相手のネガティブなエネルギー、不要な感情や意識を燃やし尽くし光
に変えていきます。
4大明王の守護の柱は、皆さんと相手の方を守護するために作ります。
この守護の柱は、まず自分自身に作り、自分自身を守護してもらいます。
そして相手にも作ってあげます。
これは一度作り方を覚えると、誰でもいつでも作れるようになりますし、解除する必要もありません。
自分自身が、自分のエネルギーを守るときや出かける時、不特定の人と会ったりするときにこの守護の柱を作るとよいでしょう。
また各柱の位置は、 地球の方角などに囚われる必要もありませんし、異なる場所に柱を立てても結構です。
〇挨拶
「偉大なる 4大明王たちよ、皆さんの働きに深く感謝します。
どうかここに光の柱を作り、私達を守護してください。」
相手と共に、合唱して一礼します。
〇不動明王の柱(ふどうみょうおう) 人に作るときは相手の左前
「偉大なる不動明王よ、ここに不動明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を1回述べながら相手の左肩の前、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から不動明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇愛染明王の柱(あいぜんみょうおう) 人に作るときは相手の右前
「偉大なる愛染明王よ、ここに愛染明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を1回述べながら相手の右肩の前、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から愛染明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇軍荼利明王の柱(ぐんだりみょうおう ) 人に作るときは相手の右後
「偉大なる軍荼利明王よ、ここに軍荼利明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を1回述べながら相手の右肩の後ろ、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から軍荼利明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇降三世明王の柱(ごうざんぜみょうおう ) 人に作るときは相手の左後
「偉大なる降三世明王よ、ここに降三世明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を 1 回述べながら相手の左肩の後ろ、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から降三世明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇柱の統合と火の浄化
「4大明王たちよ、この光の柱が一つになり、○○さんを包み込む大きな光の柱を作ってください。
この光の柱と浄化の焔により〇〇さんの不要なエネルギーを燃やし尽くし、光で守護してください。」
4本の柱がそれぞれの場所に立った後は、その柱がさらに輝き始めひとつの大きな柱に統合されていきます。
統合された光の柱が、相手を包み込むことにより、4大明王の力を統合し、さらに強力な守護の力を作り上げ
ます。
その後、〇〇さんの足元から焔が燃え上がっていくように想像して、ネガティブなエネルギーや不要な感情、
意識を光と焔でもやし尽くしてください。
約2分ほど、瞑想します。
〇終了の挨拶
「それでは4大明王よ、これからも○○さんを守り続けてください。」
瞑想の後、相手と共に、合唱して一礼して終了します。
【4大明王の統合の柱のおろし方】
一度しっかりと、 4 大明王による守護の柱を作った後は、自分の周りに、明王の統合の柱を降ろすことができ
ます。そのことで、柱を一本一本降ろしていく手間を省くことができます。
〇挨拶
「偉大なる4大明王たちよ、皆さんの働きに深く感謝します。
どうかここに4大明王の統合の柱を作り、私達を守護してください。」
あなたを包み込む光の柱が、天から降りてきてあなたの足元まですっぽりと包みこみ、光と焔によって、あな
たのエネルギーを浄化し守護している様子をそうぞうします。
この統合の柱は、閉じる必要はありませんが、時々光を降ろして、新しくしてください。
私たちは、3次元意識から5次元意識に移り変わるとき、4次元世界の意識に変わります。
4次元世界の意識とは、今までの私たちと精神状態はさほど異なるわけでありませんが、肉体を持たない存在や目に見えない存在のことを認知できるような意識状態になります。
私たちが愛の意識となって物事を5次元意識で見るようになるとなんの問題も起こらなくなるのですが、私たちが4次元意識にある間は、今と同じように怒りや憎しみ、不安、妬みなどの感情を持っています。
4次元意識でも上の方に進んでいきますと、今よりも感情が穏やかになり、怒りや憎しみの感情が愛の感情に変わっていきますが、4次元意識に目覚めることで、今まで知らなくてもよかったことや見なくてもよかった者たちを認知することで、今までとは異なる怒りや不安、恐怖なども起きてくることがあります。
また、私たちが4次元意識にある間は、4次元世界に存在している者たちのことを私達が認知できるようになると同時に、相手からも私たちを認知しやすい状態になりますので、今まで以上に様々な関わりが生まれてきます。
例えばパワースポットや神社などに行くことで、その場所に存在している霊的存在達とつながりができたり、地上の世界に未練を持っている者、自分のエゴを満たしたいと考えている者たちが、自分の意識のなかに入り込んだりしてくるのです。
たとえ自分自身が5次元意識になっていなくても、健康を保ち常にポジティブな考えを持っていれば、このような存在達とも関わることがないのですが、自分の中に荒んだ感情や過度な欲望を持っていると関わりができてしまいます。
ただ自分自身がそのような存在と関わりを持つことを認めている場合はそれでよいのですが、自分自身はそのような存在と関わりたくないと考えているならばできうる限りの防除を行う必要があります。
「お酒とお塩のワーク」もその一つですが、憑依霊や未浄化霊が自分に関わる前に防御するためには「4大明王による光の柱」を用いることも効果があります。
特に病院やお葬式、たくさん人が集まる場所に行った後に気分が悪くなったり体調の変化を感じられる人や急に怒りや悲しみが出てきたりして感情が不安定な人、精神的なトラブルや疾患、慢性的な体の不調や疲労感などをお持ちの方は「お酒とお塩のワーク」と併用して「4大明王による光の柱」を行われるとよいと思います。
「4大明王による光の柱」は自分自身や家族、家や部屋に対して明王の光の柱を立てることにより、その場所に未浄化霊やネガティブなエネルギーが入ってくることを妨げます。
また、明王の炎の力により、自分や家族、家の中に残っている不要なエネルギーを燃やしつくすことを行います。
この「4大明王による光の柱」を使用する理由についてもお話ししましょう。
実は、私たちが住む3次元世界には特別なエネルギーのルールがあります。
その一つは、高次元のエネルギーは自由に物理世界に関わることができないというルールです。
大天使やスター・ピープルをはじめ高次元存在達のエネルギーは、私たちにエネルギーと波長が合うことで、皆さんの心やスピリチュアルレベルの肉体や生活環境に影響を及ぼすことができます。
基本的には、私たちがそのようなエネルギーと関りたい、そのようなエネルギーを自分たちの助けにしたいのでサポートをしてほしいと願うことで、高次元の存在は私たちに関わることができるのですが、私たちに依存心が強くあったり、高次元存在達と波長が著しく異なる場合には、高次元存在の存在は私達との間に接点を持つことができず、彼らのエネルギーは私たちに及ばないことになります。
また、自分たちの中に怒りや苦しみ、依存心があると、4次元世界の存在達とさらに同調してしまいますので、なおさら自分自身が苦しい状況から抜け出せなくなってしまいます。
そのために、私たちが現実世界で困っていること、助けてもらいたいことがあったとしても彼らは私たちを助けることができないのです。
また地球におけるもう一つのルールは、物理世界に近い存在程、自分たちに影響を強く与えることができるという法則です。
同じ物理世界に存在している地球人同士では、肉体に触れることや会話をすることができますので、物理世界における影響力は最も大きいと思います。
人から、叩かれたり蹴られたりすると怪我をしますし、人から悪口を言われると直接落ち込んだり怒りを持ったりします。
また、直接的な関与だけでなく、ある人があなたに対して憎しみや怒りの感情を持つと、あなたのスピリット体に大きな攻撃が加えられることになります。
高次元の存在達は、このような物理的な世界での関与に関してはあまり力を発揮することができません。
これは物理世界をともに生きる者たちにとって、さまざまな体験のために必要なことだからです。
4次元存在というのは、5次元以上の高次元存在達と比べて、はるかに物理次元に近い場所にいますし、その多くがかつて地球に暮らしたことがある者たちですので、3次元の物理世界に近いエネルギーを持っているのです。
そのために、私たちの意識や肉体に関わるときも私たちに許可なく関わることができますし、高次元の存在達よりも優先して私たちに強い影響を与えることができます。
また、私たちの意識と同調して存在している4次元存在であれば、どれほどの高次元のエネルギーであったとしても強制的に取り除くことはできません。
高次元の光で、皆さんに憑依している存在達が愛の意識に変わることができたなら、その存在は4次元存在から5次元存在に変わっていきますので、皆さんの意識体や肉体から離れることが出ますが、皆さん自身が3次元世界にフォカスしている間は、それも難しいかもしれません。
ではそのような状況を改善することために必要なことが、4次元世界にありながらも私たちを守護してくれる存在達の力を借りることです。
明王たちは、かつては3次元世界に生きた存在であるといわれています。
それは人間としてでなくても、3次元世界に生き、人間を指導する役目を果たしてきた存在です。
基本的には、仏教の中の存在とされており、そのような名前をもっていますが、彼らは長い間地球に関わっており、仏教だけに限らず、さまざまな立場で物理世界に生きる人間たちを守護してきたようです。
彼らは地球人を物理世界で守護するために、強い愛の意識を持ちながらも5次元世界に行かず4次元世界にとどまり続けてきた存在であるようです。
私たちも過去に何度も明王たちに助けてもらったことがあります。
それも物理世界で起こった非常に困難な問題を解決してくれたり、地球外種族や4次元世界の存在達から私たちを守る働きをしてくれたのです。
彼らが存在する場所は、地球の物理世界から遠く離れた高次元世界ではありませんので、私たちが苦しいときや精神的、感情的に良い状態でないときも、私たちの心の声は彼らに届くようです。
そして、彼らからも私たちの3次元や4次元世界は良く見えているようですので、彼ら自身の判断でその存在が私たちにとって安全であるか、そうでないかという見極めを行うことができます。
そして、常に地球人の心と肉体を脅かす存在に対して防御を行うことができるようです。
しかも、明王たちの光の柱を自分や家族、家などに建てることにより、その力は広がりを持ち継続しますので、私たちを守護してもらうにはとても役に立つ存在です。
まるで自分たちのボディガードの役目を担ってくれることになります。
「明王たちの光の炎」というものは、自分たちの中に残る不要なエネルギーを炎の力で燃やすためのものです。
「お酒とお塩のワーク」と同じように、自分の中に残る不要なエネルギーの浄化に役に立ちます。
未浄化霊などの不要な存在などが皆さんと関わっている場合には、明王たちの助けを借りることも必要かと思われます。
皆さんと明王たちとの深い関係を気づくことで、皆さん自身が自由に「4大明王による光の柱」や「明王たちの光の炎」を使用することができるようになります。
PART2 4大明王について
通常明王は5大明王であらわされることが多いのですが、私達のに関わる明王は下記の4大明王とされています。
この明王という意味は、「仏の知恵(真言)を身につけた偉大な人」という事ですが、通常は大日如来の命を
受け、仏教に未だ帰依しない民衆を帰依させようとする役割を担った仏尊を指すようです
また明王は、密教において3つの姿(三輪身)を持つとされています。
〇「自性輪身」(じしょうりんじん・如来)は、宇宙の真理、悟りの境地そのものを体現した姿を指していま
す。
〇「正法輪身」(しょうぼうりんじん・菩薩)は、宇宙の真理、悟りの境地をそのまま平易に説く姿を指して
います。
〇「教令輪身」(きょうりょうりんじん・明王)は、仏法に従わない者を恐ろしげな姿で脅し教え諭し、仏法
に敵対する事を力ずくで止めさせる、外道に進もうとする者はしょっ引いて内道に戻すなど、極めて積極的な
介入を行う姿で現されています。
明王たちは、この「教令輪身」(きょうりょうりんじん)の姿を持つために、私達の物理世界にも介入して、
私達を守護してくれることができるのだと思われています。
各明王の働きについてご説明します。
〇不動明王(ふどうみょうおう)
不動明王は、大日如来の使者とも言われています。
この地球に生きる人々が正しい考えと行いを持って光の世界へと入る事を守護してくださる明王です。
特に不動明王は、光の世界に進もうとする人達を欺き誤った道へ誘い込もうとする存在から、私達を守護し導
きます。
そして、宇宙の真理を教え、私達がエゴや欲望に囚われないように守ります。
〇愛染明王(あいぜんみょうおう)
愛染明王は、頭に獅子の形をした冠をかぶり、髪を逆立て、三つの目を持ち6本の腕を持った恐ろしい姿で
現れてきますが、本来は、愛染という名前のとおり、愛情・情欲をつかさどり、愛のエネルギーをそのまま悟
りの心にかえる力をもつ仏様です。
愛染明王は、私達に愛の本質を伝えます。
私達が愛という言葉のもとに、相手を独占し支配することの愚かさを教え、愛をめぐるさまざまな苦しみや悲
しみの感情を癒します。
そして、慈愛をもってこの世界に生きる事の大切さを教え、愛を持って光の世界へと移り変わっていくことを
サポートします。
〇軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
グンダリという言葉は、ヨガなどで使われるクンダリーニに由来し、体内のチャクラを流れるエネルギー(体
内で覚醒したプラーナ)の事です。
軍荼利明王の働きは、クンダリーニに関係する働きで、特に皆さんの第1チャクラ、第2チャクラに関係する
エネルギーを浄化したり、そこにある封印やコードを解除します。
第1チャクラに存在するコードは、皆さんが生きていくために必要と思わせるようにうまくカモフラージュさ
れています。
それは、生きていくためには他者を踏みつけても仕方がない、他者から奪ったり、他者を傷つけたとしても自
分が生きていくことの方が大切だ、などの「弱肉強食」を正当化するためのコードで、皆さんが他人と共存す
ることを妨げるコードです。
そして第2チャクラに関するコードは、性や愛に関するカモフラージュを行います。
つまり愛する人に対する執着、子供を思い通り にしようとする親の欲望、性的な執着などを、このコードは作
り上げていきますが、多くの人々が、これらの執着や欲望を当然の事として正当化していますので、このコー
ドをはずすことは、なかなか困難です。
〇降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
彼は、「三千世界の支配者シヴァを倒した勝利者」というサンスクリット語の名前を持つ明王です。
降三世明王の力は、時間を超えて働くことができることです。
彼は、過去も現代も未来も超えていきますので、不要なコードや封印を過去に戻って解消することもできます
し、そのコードの影響が未来に及ばされることを防ぐこともできます。
また、私達が過去に作った苦しみや悲しみを解き放ち、過去生を癒したり、その過去生からさまざまな影響を
受けることを解消してくれます。
PART3 4大明王による守護の柱
4大明王の柱を、相手の体の四方に立てることで、4大明王の力を、現実世界に呼び出します。
そして4本の柱が一つになって、相手を包み込むことにより4大明王の力を統合し、さらに強力な守護の
力を作り上げます。
また、同時に4大明王の焔の力により、相手のネガティブなエネルギー、不要な感情や意識を燃やし尽くし光
に変えていきます。
4大明王の守護の柱は、皆さんと相手の方を守護するために作ります。
この守護の柱は、まず自分自身に作り、自分自身を守護してもらいます。
そして相手にも作ってあげます。
これは一度作り方を覚えると、誰でもいつでも作れるようになりますし、解除する必要もありません。
自分自身が、自分のエネルギーを守るときや出かける時、不特定の人と会ったりするときにこの守護の柱を作るとよいでしょう。
また各柱の位置は、 地球の方角などに囚われる必要もありませんし、異なる場所に柱を立てても結構です。
〇挨拶
「偉大なる 4大明王たちよ、皆さんの働きに深く感謝します。
どうかここに光の柱を作り、私達を守護してください。」
相手と共に、合唱して一礼します。
〇不動明王の柱(ふどうみょうおう) 人に作るときは相手の左前
「偉大なる不動明王よ、ここに不動明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を1回述べながら相手の左肩の前、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から不動明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇愛染明王の柱(あいぜんみょうおう) 人に作るときは相手の右前
「偉大なる愛染明王よ、ここに愛染明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を1回述べながら相手の右肩の前、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から愛染明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇軍荼利明王の柱(ぐんだりみょうおう ) 人に作るときは相手の右後
「偉大なる軍荼利明王よ、ここに軍荼利明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を1回述べながら相手の右肩の後ろ、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から軍荼利明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇降三世明王の柱(ごうざんぜみょうおう ) 人に作るときは相手の左後
「偉大なる降三世明王よ、ここに降三世明王の光をおろし、○○さんを守護してください。」
この言葉を 1 回述べながら相手の左肩の後ろ、30㎝~50㎝位の所に、自分の両手で光の柱を作るようにイメージして天から降三世明王の柱を降ろします。
相手の頭の高さから、足まで光の柱を立てます。
〇柱の統合と火の浄化
「4大明王たちよ、この光の柱が一つになり、○○さんを包み込む大きな光の柱を作ってください。
この光の柱と浄化の焔により〇〇さんの不要なエネルギーを燃やし尽くし、光で守護してください。」
4本の柱がそれぞれの場所に立った後は、その柱がさらに輝き始めひとつの大きな柱に統合されていきます。
統合された光の柱が、相手を包み込むことにより、4大明王の力を統合し、さらに強力な守護の力を作り上げ
ます。
その後、〇〇さんの足元から焔が燃え上がっていくように想像して、ネガティブなエネルギーや不要な感情、
意識を光と焔でもやし尽くしてください。
約2分ほど、瞑想します。
〇終了の挨拶
「それでは4大明王よ、これからも○○さんを守り続けてください。」
瞑想の後、相手と共に、合唱して一礼して終了します。
【4大明王の統合の柱のおろし方】
一度しっかりと、 4 大明王による守護の柱を作った後は、自分の周りに、明王の統合の柱を降ろすことができ
ます。そのことで、柱を一本一本降ろしていく手間を省くことができます。
〇挨拶
「偉大なる4大明王たちよ、皆さんの働きに深く感謝します。
どうかここに4大明王の統合の柱を作り、私達を守護してください。」
あなたを包み込む光の柱が、天から降りてきてあなたの足元まですっぽりと包みこみ、光と焔によって、あな
たのエネルギーを浄化し守護している様子をそうぞうします。
この統合の柱は、閉じる必要はありませんが、時々光を降ろして、新しくしてください。
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